4日、サンノゼ・マーキュリー・ニューズ紙は「オークランド
の経済界メンバーが合同でアスレチックスの支援を表明」の
報道を載せています。
その発揮人は、地元経済界のリーダー、クロラックス社CEO、
ダン・カヌーズ氏。
「オークランドのサンノゼ移転は、ジャイアンツが反対している
以上、とても解決しない。何とか、オークランドに残れるように、ルー・ウルフ・
オーナーに働きかけ、新球場建設のメドを立てたい」と、コメント
しています。
ウルフ氏が支援を受けるか、どうか、は微妙な情勢で、
「もし、彼がノーなら、アスレチックスの買収を真剣に考え、
オークランドに残す努力をしたい。余所に出て行くのは困る」とも、
表明しています。
オークランドの女性市長、ジーン・クアンさんは、
ジャイアンツにも働きかけ、存続運動に熱心ですが、
「もうオークランドでは野球は無理」という考えのウルフ・
オーナーと、どう調整するか、極めて難しいようです。
マイアミが新球場を建設、順調にスタートした今季、
あと、さまようのはアスレチックスだけ。球界の孤児
になりつつあるいま、大同団結はできるのでしょうか。
市長を始め、セリグ・コミッショナーも陣頭指揮で
乗り出さないと、事態は進まない、と、心配されています。
了
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