ヤンキースは6日、タンパで開幕。6-5のリードで迎えた9回裏、
クローザー、マリアノ・リベラ投手があっという間の2失点。まさに
悪夢の逆転サヨナラ負けでした。
ヤンキースが開幕戦で、9回にリードして逆転サヨナラ負けしたのは、
1934年、フィラデルフィア・アスレチックスに、5-4から2失点して
敗れて以来、実に78年ぶりの出来事です。
先発のサバシーアが6回まで4失点で何とか持ちこたえ、ソリアーノ、
ロバートソンとつないで「あと1イニング」でした。
昨年44セーブ、防御率1・91。歴代最多セーブ602のリベラは、
9回、先頭打者(1番から)に安打、2番のゾブリストの三塁打でたちまち
同点、やむなく、2人を敬遠。満塁策を取り、5番を三振させたものの、
6番のペーニア一塁手に左中間へ会心のサヨナラ安打。
ペーニアはカブスからの出戻りで、打率は低いがチャンスに強く、
この日も1回に先制満塁本塁打。1人5打点の快挙でした。
3安打とも文句ナシの当たり。もうリベラの神通力は消えたのでしょうか。
ヤンキース、レッドソックスの2強がともにサヨナラ負けの開幕。
ア東地区は波乱の予感十分です。
了