忘れられていた左腕、バリー・ジト投手は、9日のロッキーズ戦で
7-0の完封勝利。チームもファンもびっくりの初勝利です。
ジャイアンツはアリゾナ3連戦で先発3本柱が打ち込まれて3連敗。
コロラドへ移動しての第1戦。オープン戦でも不調だった、ジトは
「もう、オークランド時代の輝きは戻らないのではないか」と、
限界説も出ていました。
ブルース・バウチー監督も「緩急自在の変化球、速球も見事で
コントロールがいい、ジトの本来の姿をついに見た」と、驚きのコメントです。
「ようやくボールをあやつれるようになってきた。この感覚を
探し求めていた。掴んだような気がする」と、2年ぶりの完投に
ジトも笑顔が浮かびます。
この日は4番のポジー捕手は休養日。ジトは自分で組み立てて
ロッキーズに挑戦しました。
苦闘の末、得た初勝利。この1勝はどう響くか、次の試合が
大事です。ナの西地区も連覇を目指すアリゾナを中心に、
混戦模様のようです。
了
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