アメリカン・リーグ東地区のオリオールズからスタートします。
日本人選手の所属する球団から分析を始めましょう。
昨年は、5月26日、24勝24敗、首位から3差の好位置をキープした
のが最後。以後は転落,急降下。69勝93敗の惨敗。
首位ヤンキースから28ゲーム差の最下位でした。
特に860失点、リーグ・ワーストの投手陣は崩壊のありさまです。
昨年4番のDH、ゲレロ、9勝のガスリー投手がFAで去り、昨年、新人で
チームベストの11勝した左腕・ブリトンが肩の痛みで?まさに、八方ふさがり
の今季。新加入のチェン(中日)と、左腕・和田(ソフトバンク)の2人に
投手陣立て直しの期待が掛かります。
しかし、和田はたちまち左ひじの炎症を訴えて休養中。果たしてローテに入れるのか
どうか、疑問ですが。
昨年37本塁打のレイノルズ三塁手、初のゴールドグラブ賞を受賞、
オールスター・ゲームにもタダ1人出場したウェイターズ捕手、左翼の
マーカキスのトリオが頑張らないと、また,また苦戦です。
故障続きでわずか39試合しか出場できなかった、ベテラン・ロバーツ二塁手の
再起が待たれます。
キャンプは3年連続サラソタ(フロリダ州)。5日からオープン戦が始まります。
ホームの「エド・スミス・スタジアム」は改修2年目。昨年、交代した
ダン・ダケットGMの再建工作は進むでしょうか。
了