CBSスポーツラインの報道によると、長年、埋もれていた「黒人野球リーグ」
の公式記録の調査が完了。1920年代から1950年代の選手の
データがインターネットで公開される、ことが明らかになりました。
www.baseball-reference.com.にアクセスすれば、分かるように
なりました。
約10年間、1万7000人の選手が調査され、約3000試合のデータ
は、当時の新聞345紙に載ったボックススコアから集計したもので、
これで、カンザス・シテイ・モナークスを始め、多くの有名選手の成績が
まとめられた意義は大きい、と、思います。
黒人リーグのスーパースター、ジュシュ・ギブソンは通算打率・350、
出塁率・401、長打率・624。サッチェル・ページ投手は1174回3分の2
を投げて1068三振奪取、与四球202、という集計が判明しました。
「昔の新聞集計では、どこまで記録は信頼できるのか?」という声も
寄せられていますが、第1歩を踏み出した成果は貴重だと
思います。
ラリー・ホーガン博士以下のスタッフの集計努力は、素晴らしいもの
で、今後、さらに新たなリサーチが進めば、さらに、発見も生まれる
と、期待しています。
了
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