ブレーブスの看板スター三塁手、チッパー・ジョーンズは22日「今季限りで
ユニホームを脱ぎたい」と、正式に引退を表明しました。
MLBコムの報道です。
今は希少価値になった”ブレーブス一筋”のチッパー。
「オリオールズのカル・リプケンさん、パドレスのトニー・グォインさん
と同じように、私も生涯ブレーブスでプレーできたことを誇りに思う。
あの2人の先輩は私のあこがれでした」。
1990年、全体の1位指名で入団してから23年間。1999年には
MVP、2008年には首位打者。昨年までは通算・304、454本塁打、
2615安打、1561打点。その実績は輝かしいものです。
スィッチ・ヒッターで攻守に活躍したチッパーは、引退後5年で
資格を得る、クーパースタウン殿堂入りは、確実でしょう。
恩師、ボビー・コックス監督は「彼こそすぐ殿堂入りできる選手。
初年度の当選は間違いない。私も後押しするよ」と、言っています。
「僕の後継者はブライアン・マキャン捕手。さらに、ブレーブスの
栄光を受け継いで欲しい」のがチッパーの願いです。
もうすぐ40歳。「よくここまでやってきた」と、故障を克服して
プレーを続けてきたチッパーは思い残すことはない、そうです。
了
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