西武からポステイング・システムで大リーグ入りを目指していた
中島裕之内野手は、交渉期限切れの6日、破談になり、
今季は西武でプレーする、しかなくなりました。
2010年の楽天・岩隈久志投手がアスレチックスと折り合わず
中止されて以来2人目の破談。あくまで控え選手、としか評価しないヤンキース
と、条件は全く折り合わなかった、のです。
ヤンキースは、キャッシュマンGMが「残念ながらヒロユキとは契約合意は
できなかった。来るべきシーズンの健闘を祈る」と、外交辞令的なコメント
でしたが、いま、大リーグが日本の内野手をどう見ているか、の流れが
うかがえます。
このニューズに付属して載った多くの投書には「ポステイング・システムの制度が
おかしい」という批判が多く、「来年FAで自由に交渉できるようになる
のが、球団にも、本人にもいい」と言っています。
日本の内野手の評価は今年末になっても、急に上がる、とも思えません。
ブリュワーズ入りを目指して渡米した青木外野手も、練習テストで高い評価を
受けるかどうかは?です。
シビアですよ、大リーグは。甘く見るのは禁物です。
了
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