28日、カンザス・シテイで行われた「レガシー賞」受賞パーティーで、
今年度の受賞者、ロン・ワシントン監督(レンジャーズ)は
7月10日、カンザス・シテイで開催される、オールスター・ゲーム
に闘志を燃やしました。
この賞はカンザス・シテイにある「黒人野球博物館」の主催で
昨年のア・リーグ優勝を称えて贈られた賞です。
ワシントン監督は「名誉ある表彰で、さらに闘志が沸いてきた。
何としても、今夏は、ここで、オールスターに勝ちたい。それが最大の
目標です」。
2年前はワールド・シリーズでジャイアンツに敗れ、昨年のオールスターは
ナ・リーグに完敗。さらに、ワールド・シリーズもカージナルスに
逆転負け。これが4度目のトライになるからです。
「オールスターに勝つか負けるかは、極めて重大です。
勝てば、ワールド・シリーズのホーム・アドバンテージを取れるからだ。
2年連続、ワールド・シリーズでは敵地で1勝しかできなかった。
このハンデイは大きい。今夏は、プーホルスも、フィルダーもア・リーグへ来た。
首位打者のカブレラと3人のスターが初めてそろう今夏は、
絶対に勝つ」。
トロフイーを手に、ファイトを燃やすワシントン。
黒人リーグの表彰式は、この時期のため、欠席者が多く、
黒人野球博物館長、ボブ・ケンドリック氏は「来年度から
日程を見直す」ようです。
ワシントンの願いはかなうでしょうか。
了
コメント