メッツの今季チーム年俸は、MLB史上最高のカットになった
ことが、明らかになりました。
ESPNは報じたもので、昨年の1億4280万㌦(約109億
9560万円)から、9070万㌦(約6984万円)へ、下がる
縮小政策です。
カット額の5210万㌦(約40億1170万円)は、2003年から
2004年へ掛けて4840万㌦(約37億2680万円)も減らした
レンジャーズを上回る、MLBの減俸新記録です。
オフには首位打者、ホセ・レイエス遊撃手(マーリンズ入り)
が去りました。
さらに、カルロス・デルガド外野手(ジャイアンツ移籍)
F・ロドリゲス投手(ブリュワーズ移籍)と、開幕主力メンバー
も去り、大金選手が抜けて、スリムになった、ため
です。
チケット値段も、3年連続の値下げ。フレッド・ウィルポン・オーナーは
「ファンにシテイへ戻ってきて欲しい。ウチはみなさんの考える以上に
いいチーム、だと思う。見に来てください」と、呼びかけていますが、
果たして、ファンは戻るかどうか、見放されてしまうのか、ますます窮地に
追い込まれるようなメッツです。
フィリーズを筆頭に、強敵そろいの東地区です。
昨年最下位のマーリンズも一気に戦力を強化。
ナショナルズも先発投手陣をそろえ、優勝争いに食い込む態勢です。
いまのままでは、補強をしないメッツの最下位転落も十分ありえます。
年俸をカットしても、成績につながるのでしょうか。
2012年はさらにイバラの道です。
了
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