フイルダーがFA流失、ブラウンの薬物使用疑惑の重大ピンチに、
3、4番を失うブリュワーズは立て直しに必死です。
12月12日、カブスFAの強打者、アラミス・ラミレス三塁手を獲得。これで、
クリンアップの1人は何とか埋まります。
ラミレスはカブスの3番打者。2011年は149試合に出場、
打率・306、26本塁打、93打点。ミラー・パークでも強く
「ここは好きな球場」と、誘いにOKしました。
3年契約、4年目はオプション。すでに33歳のベテラン、
これが最後の働き場所です。ただし、例年スロー・スターター。
これが気になるラミレスです。
カブスは1600万円のオプション更新で契約延長を望みましたが
ラミレスは蹴り、FAを選択。ライバル・チームへ動いたのです。
これで、今季まで三塁手だった、ケイシー・マギヒ三塁手は
いらなくなり、パイレーツへ放出、31歳のセットアッパー、
ホセ・ヴィラス投手と交換しました。
マギヒは昨年は23本塁打、104打点を挙げた強打者でしたが、
4番のフィルダーを敬遠、いつも勝負を挑まれる今季は、プレッシャーで
全く打てず、別人のようなスランプの1年だったのも、
ブリュワーズが見限った理由の一つです。
しかし、ラミレスを入れても、カブスはフィルダー獲得に
全力を入れる情報もあり、地区連覇は大変なブリュワーズです。
中継ぎの斎藤隆投手もダイヤモンドバックスへ。
このオフの補強作戦はこれからです。
了
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