MLBの監督、コーチの投票による「ゴールド・グラブ賞」は
1日、発表されましたが、大リーグ入り以来常連だった、マリナーズ
のイチロー外野手が、ついに、11年目で初めて落選のショック。
アの外野手はアレックス・ゴードン(ロイヤルズ)ジャコベイ・エルスベリー
(レッドソックス)ニック・マーカキス(オリオールズ)のトリオ。
すべて初選出。現場で常時見ている人々の投票ですから
「イチローは衰えた」と、感じる流れがあるのでしょうか。
外野へ転出、左翼を守ったゴードンは、捕殺20を記録、その印象が
強いのかもしれません。
イチローと同じ右翼手のマーカキスは果たしてイチローより守備が上なのか、
日本では判断できません。
今年度は9人もの新顔が登場。時代の流れは速く、厳しい
ですね。レッドソックスはあと2人、ナ・リーグから転出して
きたばかりのエイドリアン・ゴンザレス一塁手が栄冠。
マーク・テシェラ(ヤンキース)を抑えて通算3回目。
両リーグで受賞(パドレスで2回)です。
あと1人はダスティン・ペドロイア二塁手は3年ぶりに
復活。3人受賞はア最多です。
ナの最多はドジャース。レッドソックスと同じ3人。
左腕クレイトン・カーショー投手、マット・ケンプ、アンドレ・エイシア
の外野コンビ。
しかし、最多のチームはいずれもポスト・シーズンには無縁
だったのも不思議です。3人とも攻守に好成績を残して
いるのに、チーム成績に反映しないとは。
捕手で4連続受賞のヤディア・モリナが光ります。さすが
カージナルスの守備のかなめ。王座に着いたのも、彼の
力が大きい、ことを実証しています。
了