テキサスで開幕した、ア・リーグ地区シリーズ第1戦(午後4時7分)
は、遠征のレイズが9-0の圧勝。予想を裏切るスタートになり
ました。
レイズは無名の新人左腕、22歳104日のマット・ムーアを
先発させる意表の起用が成功。スイスイと投げ、7回2安打
(ハミルトンの2安打)失点ゼロ。まさかの快投で先発
2戦目で大金星。
その年、1試合しか先発の経験がない投手の先発は、
1971年のアスレチックス左腕、バイダ・ブルー投手(22歳67日)以来
40年ぶりの歴史的なこと。
「彼はヤンキース戦(9月22日)で初先発で勝利投手。その
実績があるから送り出した。ウチの投手陣全体のローテから考え
抜いて、3人のコーチの意見も聞き、決断した」と、飛び交う
質問応えるジョー・マデン監督は余裕のコメントです。
読みを外されたレンジャーズは、第2戦は、レイズが完投王
のシールズ投手が出てくるだけに、まさに、手痛い敗戦です。
一方、ニューヨークは1-1で2回、雨中止(サスペンデド)
日曜日へ繰り越しです。タイガースはバーランダー、ヤンキース
はサバシーアを使ってしまっただけに、この両エースを
今後、どう起用するか、難しくなりました。
了
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