7月終了時点で、MLBの観客動員記録が公表されたが、
すでに、8球団が200万人を超え、ヤンキース、フィリーズ
の2強は300万人越えのハイ・ペースです。
春先は寒さのため(例年より開幕を繰り上げた影響も
あります)ファンは伸び悩みましたが、インター・リーグ
で一気に盛り上がり、さらに、独走球団はなく、激戦
地区が多いのも大きい、と思います。
この夏休み期間は書き入れどきですが、9月に
入ると、脱落球団には、ファンも諦めて来なくなります。
ナはフィリーズが268万4297人(平均4万5497人)
で連日満員続き。2009年7月7日以来、シテイズンズ・
バンク・パークは満員。ものすごい熱気です。
ヤンキー・スタジアムは、263万2972人(平均4万4627人)
の大入り。350万人動員は可能でしょう。
他の200万人上はレンジャーズ、ツインズ。ナはドジャース、ジャイアンツ、
カブス、カージナルス。
ホームでは抜群の勝率を挙げているブリュワーズも、200万人突破
(191万1616人)は目の前です。
しかし、未だに100万人にも届かない球団は、アのレイズ、
ナのマーリンズ。ともにフロリダにある2球団。
アスレチックスはやっと100万人を超えましたが
(104万911人)平均2万人にもならない不入りです。
しかし、驚いたのは、アスレチックスのルー・ウルフ・オーナー
の発言です。1日、ロサンゼルス・タイムス紙のインタビューに応じ
「ドジャース買収に名乗りを挙げる」と、宣言。
ウルフ氏はロサンゼルス地区の不動産開発業の
資産家ですから、これは、単なる、夢物語ではないよう
ですが、「じゃ、アスレチックスを手放すのか?」
の疑問が起こります。
2つの球団を持つのは不可能なので、今後、どう
なるのでしょうか。
了
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