ニュウワークからミネソタへ飛びました。直行便があるので
本当に楽な移動でした。気の毒ないなるくらい
ガラガラの乗客でした。
ミネソタ・セントポール国際空港へ着いて、感心したのは
公共交通網が完備していることです。
特に地下から発車する「ライト・レイル」電車は、モール・オブ・
アメリカ（特大ショッピング・センター）からターゲット・フィールド駅
まで東西に走る、軽便電車（日本の市電のような感じ）です。
空港は２つのターミナルがありますが、どちらからも簡単に
乗車できるます。揺れもないし、椅子もいいし、運賃は場所に
よって違いますが、１㌦５０㌣から３㌦の安さ。
しかし、だれもチケットを買っているのを見たことがない、
のです。乗車、降車場もいずれも改札はないし、検札にも
来ない。だから、ほとんど無賃乗車の人ばかり。
これでいいのかしら？とも思いますが、この電車路線が完備
したおかげで、ダウンタウンの開発が進み、多くの観光客
も呼べるようになって、地域振興に役立っているのですから、
いいのかもしれません。
ツインズの野球観戦にはピタリの電車です。球場の目の前に駅が
あるのですから、これほど、アクセスの便がいい野球場はない
のではないでしょうか。
私は、ターゲットから２駅目の繁華街「ニコレット・モール」の
ホテルに宿泊しましたが、とても便利な電車です。
空港は昔を思うと、見違えるように明るくなり、
掲示板も濃いブルーではっきり標識が掲げられ、
迷うことは全くありません。
その上、日本語の案内（トイレ、交通機関など）も加え
られていたのには、驚きました。昔は、日本語案内など
全くなかったのです。町を挙げて、遠来の客を
もてなそう、という姿勢も感じました。
（了）
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