今年で11回目になった、ファンと、バド・セリグ・コミッショナーとの
「タウン・ミーテイング」対話集会は、オールスター・ゲーム
前日の11日、開催地・フィニックスのファン・フェスト会場で
行われ、インターネットと、会場で募集した質問に、
セリグ氏は丁寧に答え、大きな拍手を浴びました。
全部の質問には応じられませんでしたが、
注目されたのは「サラリー・キャップ(年俸制限制度)
は設けない。今は、昔と情勢が違う」と、選手会との
協調態勢で臨む、コメントです。
今の労協は12月11日で契約切れになりますが、
すでに、再三の事前交渉で、平穏な解決に向こう、
路線で進んでおり、今、ロックアウトの労使対決
を続けている、NBA、NFLのような、険悪な方向には
ならないはずです。
インスタント・リプレーの拡大、ポスト・シーズンの
10チーム制度も、労協妥結後にで発表できるようです。
DH制度も今のままで、ルールの変更はしない、
とも明らかにしました。
今夏のオールスターでは、初めてナ開催地で
試験的にDHを使いますが、来年のインター・リーグで
やるかどうか、は未定です。
今夏のオールスターは16人もメンバー変更がある
異変の年。恒例のホームラン競争は、公式戦で
15本のロビンソン・カノ二塁手(ヤンキース)が
32本も打ち、初優勝するハプニング。
本番は何が起きるか分かりません。
了
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