今、ナ東地区3位に上昇。貯金「1」で波に乗るナショナルズの
ジム・リグルマン監督は、23日、マリナーズをスイープ。
サヨナラ勝ちを収めた直後、突然、辞任しました。
クラブ・ハウスは「よし、これからだ!」と、喜びに沸くナインは
祝福ムードでしたが、「私は辞める!」という監督の爆弾宣言に
みんな唖然。すぐ、次の試合地(シカゴ)、ホワイトソックスとの
3連戦)へ移動しました。
突然の辞任発言は「私が申し入れていた、オプションの更新が
ついになされなかった」ためですが、昨年、マニー・アクタ監督の退陣
から受け継ぎ、今季、代行から晴れて監督になった、58歳のリグルマンは
待遇の不満がうずまいていた、に違いありません。
しかし、チームはようやく軌道に乗り、この10戦9勝1敗の
快進撃を続けていただけに「なぜ?せっかくうまく行きだした
のに」と、選手の動揺は隠せないのです。
やむなく、この日は、ベンチ・コーチ、ジョン・マクラーレンが
暫定代行、シカゴへ向かいましたが、まさに、突然の
監督交代はてんやわんやの騒動。
クラブハウス中央で「監督の辞任は受け入れた。
後任監督は探します」と、ナインに告げた、マイク・リゾ
GMは困惑の表情。「彼は話し合いがない、と、言うが
何回も交渉していた。今は、まだその時期では
なかった、のだが」。
外部招聘は、ロッテ監督でおなじみ、メッツでリーグ
優勝の経験がある、ボビー・バレンタイン、元メッツ
監督のデーブ・ジョンソンらが有力ですが、こういう
監督の職場放棄は大変です。
さて、ナショナルズはどうなるのでしょうか?
了
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