レンジャーズは、5日終了現在(第10節、60試合)2・5差
の首位。ア・リーグ最多の34勝を挙げています。
今の「貯金9」は、開幕当時の9勝1敗以来で、5連勝の
レンジャーズと、6連敗のアスレチックスとは、一気に
「7差」も開いてしまいました。
ホームのクリーブランドで、4戦スィープ負けの完敗した
インディアンスは「中、西地区首位対決」の看板も
空しい惨敗(3試合もゼロ負け)に、マニー・アクタ監督
は「どうにも手が出ない。今の彼らは昨年の優勝
当時を思わせるすごさだ。このままなら連覇
するに違いない」と、脱帽でした。
5日は3番ハミルトンを休ませる余裕。5月9日には
勝率5割に落ち、一時は3位に落ちるピンチも
5月23日、ハミルトンとクルーズの大砲コンビが
戻ると、10勝3敗の快進撃。
「今のウチはタレントがそろい、それぞれ持ち味を
出して一丸でプレーしている。みんな自信を
持っている」と、2番のアンドラス遊撃手も言うのです。
パワー(リーグ1位の70本塁打)ばかりか、62盗塁も
第1位。リーグ最多失策の守備だけが課題ですが、
この4連スィープは、1999年4月(ツインズ)以来の
12年ぶりの快挙です。
不振の松井をベンチに置いたアスレチックスは、この
苦境を切り抜けられるかどうか、心配です。
了
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