9連敗でア西地区最下位に転落、チーム内部のごたごたが
明るみに出て、内紛でバラバラになつていた、アスレチックスは、
9日、ついに、ボブ・ゲレン監督を解任。ダイヤモンドバックス
のフロントで特別補佐のボブ・メルビンを代行に指名。
この日のシカゴ遠征から監督を切り替えました。
発端は救援投手のフェンテスが「こんな状態じゃ、やって
られない!」と、不満を爆発させたことから、騒動は
広まり、今、移籍している、同じクローザーのストリートも
サンフランシスコ・クロニクル紙に監督批判を載せたため、
成績は一気に下降線へ。
ゲレンと長くコンビだった、ビリー・ビーンGMもかばい
切れなくなり「「チーム内部の雰囲気を変えるしかない」
と、急遽、メルビンを呼びました。
「今は代行で指揮してもらう。悪い流れを断ち切りたい」
と、多くを語らないGM。
メルビンはゲレンと同じ49歳。マリナーズ、ダイヤモンドバックス
で監督、2007年のアリゾナ時代、ナ西地区優勝の実績が
あります。元々ベイ・エリアの出身。子供のころから、ジャイアンツ、
アスレチックスのファンでした。
ビーンはこれまで、ケン・モッカ、ゲレンと、監督を代えましたが、
いずれもオフ。シーズン途中の交代は初めてです。
「先発投手が4人も故障し、苦しい中、ゲレンは良く頑張った
が、流れを変えないと、さらに苦しくなる。今が踏ん張りどきだ」
レンジャーズ以下、激戦のア西地区で追いつくのは大変。
この日、松井は久々のアーチ。監督交代で不振の松井も開眼する
でしょうか。
了
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