インター・リーグのお陰で、パイレーツは、ホームの
PNCパーク、新記録の大入りを記録しました。
25日、ピッツバーグのPNCパークは、ボストンから
大挙押し寄せた、”レッド・ソックス・ネイション”のボストン・ファン
で満員。3万9483人。「さながらワールド・シリーズのような
雰囲気だった。ア東1位のレッドソックスだから、ナインも
気合いが入り、すごい底力を見せた」と、今季指揮を執る
クリント・ハードル監督は、遠来のボストン・ファンに
感謝です。
ピッツバーグはボストンと同じ東地区。ボストンからは一飛びの距離です。
幸いにも,今好調だった、ジュシュ・ベケット投手が風邪で
ダウン。松坂も抜け、先発ローテの苦しいレッドソックス
だったのも幸運でした。これで4連敗。ヤンキースに首位を
明け渡しました。
前日に続いて、6-4の逆転勝利。これで、2009年6月
以来の勝ち越し月。貯金「2」で、レッズを抜いて3位に
上がる波乱を起こす好調です。
この日の大入りは,6月4日(対フイリーズ)の3万9441人
を更新するもので、開幕戦(3万9219人)前日の3万
9330人、と今季4回目の3万9000人台です。
「野球専用でこぶりの野球場でいい」と、いう意図で設計された、
PNCパークはダウンタウンから橋を渡ればすぐのアクセスの良さ。
成績不振の連続で閑古鳥が鳴いていましたが、チーム
が波に乗れば、自然にファンは戻り、集まって来るのです。
この日、レッドソックスの先発、44歳のナックラー、
テイム・ウェークフィールド投手は、デビューは
パイレーツ。18年ぶりの故郷登板だったのも、
昔を思うファンを集めたのでしょう
「ソフトボールのスロー・ピッチを見ているよう
だった」と、ナックル投手を見詰めるパイレーツ・ナイン。
パイレーツが今後、頑張れば、ナ中地区の激戦はさらに
盛り上がります。面白いですね。
了
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