例年より開幕が繰り上がった今季も大リーグ。31日、
6球場で華々しくプレーボール。
しかし、春まだ遠い3月31日では、厚いコートに身をくるむ
寒い観戦でした。
ワシントン(ナショナルズ対ブレーブス)シンシナティ(レッズ対
ブリュワーズ)はともに気温5度。ヤンキー・スタジアム(ヤンキース
対タイガース)は気温5・5度。カンザスシテイ(ロイヤルズ対
エンゼルス)は8度。どこも曇り空です。
わずかに陽が差したセントルイス(カージナルス対パドレス)
は12度。快晴の好天だったのは、ドジャー・スタジアム
(ドジャース対ジャイアンツ)だけでした。
気温29度。満員のファンは夏の日差しの下、地元ドジャースの快勝に大満足でした。
6試合で27万2102人を動員。平均4万5350人の大入りです。
繰り上げ日程も成功ではないでしょうか。
レッズは最終回、ヘルナンデス捕手が2死から右翼へ
逆転サヨナラ3ラン(この日、4安打の大暴れ)の劇的な
勝利に地元ファンは狂喜乱舞でした。
目を引いたのは、初めて「ハイ・ストッキング」のニュールック
で登場。9回、3人をピシャリ。見事通算560セーブを
挙げたクローザー、マリアノ・リベラの新ファッションでした。
スラリとした脚線美は思わず見とれるほど。40歳を超える
大ベテランの若々しさ。
MLBのハイライトのビデオで表情はよく分かります。
タンパでリハビリし、前夜11時にニューヨーク入りした
グランダーソン中堅手の勝ち越しアーチ。昨年も4月は
打率・230の不振男、ティシエラの逆転3ラン。
ヤンキースの男たちは全く無駄なくやりますね。
寒さも何の!これぞメジャーです。
了