ブリュワーズの看板打者、3番のライアン・ブラウン外野手が
契約延長の翌日、22日、4打数3安打3打点の大暴れ。見事にホームで
アストロズに逆転勝利です。
ブラウンは前日の21日、契約をさらに7年延長。2020年までの
長期サイン。「終生ブリュワーズ」、とも言える存在になりました。
この日は、3回裏、左翼ブルペンへ文句なしの逆転3ラン。スタンド
のファンは全員立ち上がり、スタンディング・オベイションでヒーロー
を称えました。
今や「ミスター・ハリウッド」とも、「次のロビン・ヤーント」(クーパースタウン
殿堂入り、ブリュワーズの至宝)とも言われる男です。延長の
年俸総額は1億4550万㌦(約135億円)の巨額です。
それだけの価値があるスターになった、ともいえるでしょう。
今季はブリュワーズの全19試合に出塁。ヒットもアーチも
量産。4番のプリンス・フィルダーとのコンビは、ナ・リーグ最強では
ないでしょうか。
契約7年延長、といえば、ロッキーズの4番、トロイ・トウロウィッキー
遊撃手も同じですが、彼も、大金の重荷に負けず、日夜奮闘、
立派に役目を果たしています。
ブラウンの願いは「プリンスに残って欲しい」ことだけです。
「彼と2人でやると、とても楽しい。私もプリンスとコンビだから
これだけやれた。彼ともっと長くエンジョイしたい」
ところが、豪腕代理人、スコット・ボロスが附いているフィルダーは
1年契約。このオフ、FA市場に名乗り挙げる計画です。
「今季は投打ともそろい、ポストシーズンへ、絶好のチャンスだ
と、信じている。フィルダーが延長、残留してくれるように、最後まで
あきらめず交渉したい」と、メルビンGMは話すのですが、
さて、どうなるか。首位争いに加わってきたブリュワーズの
今後は?見通しは?です。
(了)
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