2年連続、秋(8月後半から9月)の失速。地区V
目前に、カージナルスは失意のシーズンでした。
ジュピター・キャンプ(フロリダ州、これで14年連続)
の初日、会見したトニー・ラルーサ監督は、終始、
看板大スター、アルバート・プーホルズ一塁手
の再契約の話ばかりでした。
フロント、本人の設定した、契約延長交渉の話し合い
に期限は16日。もう目前です。
もし、決裂なら、このオフまで一切話し合いせず、FAになる、
と宣言しているのですから、心おだやか
ではありません。
ついには、4番のマット・ホリデー外野手まで「オレの
年俸を削り、アルバートに回して欲しい」という、発言まで
飛び出しました。
決裂、と一部に報じられましたが、金額は全く表面に
出てきません。すべてヤミの中。これでは心配です。
今季は補強もほとんどナシ。元アストロズのランス・
バークマン外野手が加わったぐらいです。
初の20勝したアダム・ウェインライト、16勝のクリス・
カーペンターの先発両輪は健在。28本塁打、103打点
のホリデー。それに、42本塁打、118打点のプーホルズ
この4人のスターがいても勝てない、カージナルス。
昨年は7月まで、レッズと0・5差の大接戦でしたが、
8月11勝15敗。9月14勝15敗。特に、レッズに
3連勝した直後の5連敗。最下位ナショナルズに1勝3敗
などの不振が応えました。
果たして、失速の原因はどこにあるのか、ラルーサ監督
の明快な答えを待ちたい、と、思います。
了
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