ブリュワーズは、GM・ダグ・メルビンの大きな賭がどう出るか?
注目の2011年です。
2年連続不振のケン・モッカ監督を解任、新たにエンゼルスの
ベンチ・コーチ、ロン・レニッキ(54)を招聘。投手コーチも
リック・クラニッツを起用。打撃コーチはデール・セビュームが
そのまま留任しましたが、投手陣再建に重点を置き、2人の
実績ある先発を獲得した、のです。
これで,中地区制覇へスタートする決意です。
ファンを驚かせたのは、2009年、ロイヤルズで
サイヤング賞を獲得した右腕、ザック・グリンキー投手、
ブルージェイズで13勝した右腕、ショーン・マルコム投手
の2人を獲得した、大型トレードです。
この2人のために、若手有望株放出の犠牲を
払いましたが「何がなんでもV争いに加わる」意気込みが感じられます。
3番・ブライアン・ウィルソン左翼手(25本塁打、105打点)
4番・プリンス・フィルダー一塁手(32本塁打、83打点)
のパワー・コンビは健在。5番のケイシー・マギヒー三塁手
(23本塁打、104打点)とのクリンアップ・トリオは、中地区
1番の最強メンバーだからです。
フィルダーは1年契約したので、まず、今季限り?。
1番のリッキー・ウィークス二塁手(29本塁打、83打点)
も今季でFAなので「全員そろうチャンスはこれが
最後!」の背水の陣なのです。
アリゾナ・キャンプは「メアリー・ヴェール」で14年連続。
600セーブの偉大なクローザー、トレバー・ホフマン
投手は、ついに、ユニホームを脱ぎましたが、昨年、ジョン・アシュフォード
が後継者のクローザーで成功。ブレーブスから移籍した斎藤隆も
中継ぎで期待されています。
レッズ、カージナルスの競り合いに割って入る
ブリュワーズ。前売り人気は補強効果で一気に上昇。
この4年間、3回も年間300万人を超えた勢いを伸ばします。
了
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