アストロズは若返りの途中です。
昨年は11人の新人を起用。後半のスパートへつなぎ
ましたが、開幕は8連敗。実に27年ぶりのワースト・スタート。
4月8勝14敗、5月も9勝20敗。どん底の最下位にあえいで
いました。しかし、6月5割に立て直すと、7月から3ヶ月間、
連続勝ち越して、カブスを抜いて4位へ。
シーズン途中、右腕エース、ロイ・オスワルトはフィリーズへ、
不振の3番、ランス・バークマンも放出。不振の原因は
3、4番の大砲コンビが全く打てなかったのが大きかった、
と思います。
2年目のブラッド・ミルス監督は、若手への切り替えで
耐え忍ぶ1年間を乗り越え、今季のチャレンジが注目です。
4番に残るカルロス・リー左翼手は、2001年以来の
大スランプを克服できるのか?フィリースから来たホープ、
ブレット・ウォレス一塁手は開眼するかどうか?
問題は山積です。
キャンプは25年連続、フロリダ州キシミー。
オセオラ・カウンテイ・スタジアム。オープン戦は
この3年間連続負け越し。レッドソックスから18本塁打
のビル・ホール内野手を獲得。打線にカツをいれます。
14勝のB・マイヤース、11勝のワンデイ・ロドリゲス
の両輪は健在です。
昨年11月、身売りを決意した、ドレイトン・マクレーン・
オーナーですが、交渉は進展ナシ。果たしてヒューストンに春は
来るかどうか?心配な2011年です。
了
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