オリオールズは、昨年はシーズン中、3度も監督が交代する
試行錯誤のあと、やっと、元ダイヤモンドバックス監督、バック・シュワルターを
迎えて上昇。8月3日からは34勝23敗、この時点からでは、
ア・リーグ2位の成績で終わりました。
とは言っても、開幕当初は、8連敗、5連敗、2勝16敗の最悪スタート
がたたり、6月4日に、デーブ・トレンブリー監督を解任、三塁コーチの
ジュアン・サミュェルが代行、さらに、シュワルターを口説いた
のです。最終成績は、66勝96敗。やっと100敗は免れ
ましたが、13年連続負け越しのお荷物球団です。
「シュワルターはドラマチックなインパクトを与えた。
その存在がクラブハウスの沈滞ムードを吹き飛ばした」
と、アンデイ・マクヘイル会長は話しています。
しかし、ムードは一新されても、戦力不足は明か。
このオフは、ブレーブスFAの強打者、デレク・リー一塁手、
クローザーのケビン・グレッグ投手(ブルージェイズ)
J・J・ハーデイ内野手(ツインズ)を獲得しました。
これで、何とか、激戦のア東地区に食い込みたい、
のですが、さて、戦えるのかどうか?
チケットは1ー8㌦の値上げです。
昨年移転した、キャンプ地のフロリダ・サラソタは、
このオフ、メイン球場のエド・スミス球場を中心に、
3120万㌦(約25億9000万円)の工費で全面改修。
地元のサポートで、新設備もすべて整い、正面スタンドも、
クラシック調のニュールックに一新しました。
日本期待の上原浩治投手は故障も完治。クローザーを
グレッグと競り合います。上原の健康を祈るばかりです。
了
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