ペナントを奪還できるか、注目されるヤンキースですが、おのオフ
は失敗続き。果たして、これでレッドソックスらの競り合いに勝てる
のかどうか?心配です。
まず、左腕クリフ・リー投手は、最初、ヤンキース入り最有力、と
言われていたのですが、何と、ヤンキースより条件は低いはずの
フィリーズにさらわれる有様。その上、カール・パバーノ投手の
Uターンもツインズ残留で失敗。タイガースの40人ワクから外れた
幻のパーフェクト男、アルフレッド・ガララーガ投手もダイヤモンドバックス
入り。ようやく、FAのクローザー、ラファエル・ソリアーノ投手を手に
入れ、救援左腕、ペドロ・フェリシアーノ投手、第4の外野手、
アンドルー・ジョーンズも加えましたが、これで万全か?
首をかしげる人も多い、のです。
ベテラン左腕、アンデイ・ペティト投手が、いまだに引退か、
現役続行か、故郷テキサスへこもったまま不明です。
このままでは先発投手陣は手薄なのは明かなのです。
昨年10勝15敗、防御率5・26の不調だった、A・J・バーネット
は立ち直るのか?新投手コーチ、ラリー・ロスチャイルド
の手腕が問われます。
今のところ、先発の第4、5番目はドミニカンのイワン・ノバと
サージオ・ミトレの未経験の若手だけ。ノバはル-ル5ドラフト
でパドレスにさらわれた上、戻ってきた、不思議な運命の男です。
DH専任になったヨルゲ・ポサダ捕手の後任に、
ドジャースからラッセル・マーチンを獲得しましたが、
右ひざ手術の必要が判明。キャンプには間に合わないのです。
タンパ・キャンプは、2月15日にバッテリー集合。26日、
フィリーズを迎えて第1戦。3月29日に打ち上げます。
ジョージ・スタインブレナー・フィールドには、故スタインブレナー・
オーナーの銅像も建ち、今春も満員続きは間違い
ありません。グレープフルーツ・リーグ最多の動員を続けて
いるヤンキース。問題点を解決できるでしょか?
了
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