カブスのキャンプイン前、恒例の行事「カブス・コンベンション」
は14日開幕。シカゴ市ダウンタウンのヒルトン・シカゴで開催
されました。チケットを買ったファンでグランド・ボールルームは
満員の熱気でした。16日まで3日間開催予定です。
選手紹介で一番人気だったのは、ヤンキースFAから復帰した
元クローザーのケリー・ウッド投手。みんな「ケリー、ケリー」を
連呼。すごい人気でした。
「この集会は思い出がいっぱいだ。また、ファンに
エキサイトな野球をお見せしたい」と、手を振るウッド。
新加入のノーヒット・ノーラン男、マット・ガルザ投手、
カルロス・ぺーニア一塁手は「レイズ時代には考えられない
歓迎ぶりには驚いた。シカゴは大好き。今は、とても
寒いが、早くアリゾナのメサ・キャンプへ行きたいよ」。
ガルザは「エース、ザンブラーノ投手のシンカーを
学びたい」、と言えば、ザンブラーノは「いや、ガルザ
のカーブを勉強したい」と、先発のコンビは意気も
ぴたりでした。
ファンは、12月3日に亡くなったカブスOB、解説者の
ロン・サントさんを悼む声が多く、遺影の前には
多くの人が集まりました。カブスの新オーナー、
トム・リケッツ氏は「サント氏の顕彰をどうやるか、
近日中に発表したい。リグレー球場前広場に、
サント銅像を建てる予定」と、明らかにしました。
昨年の失速を取り戻すか、カブス再起のスタートは
うまく行くでしょうか。
了
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