ブレーブスのティム・ハドソン投手は、26日、シアトル・
セーフコ・フィールドで、本年度の社会福祉活動を評価されて
「第46回ハッチ賞」を受賞しました。
フィールドの中央、センターの芝生に設けられた表彰会場には
800人の関係者が集まり、ガン対策活動に長年貢献してきた
ハドソンを祝福しました。
この「ハッチ賞」は、ガンと戦いながら、ついに病に倒れた、
故フレッド・ハッチンソン・レッズ監督の闘魂を称えて設けられた
もので、これまでは、ミッキー・マントル外野手、サンデイ・コウファックス
投手ら、数多くのスターが受賞しています。
シアトルにあるガン研究機関センターでは全米1の施設があり、
ハッチ賞受賞者記念額も同病院の中に掲げられています。
その施設を訪問したハドソンは、「偉大なスターと同じ評価を
受けるのは大変光栄なこと。さらに活動を続け、寄付もしたい」
と、語りました。
ハドソン投手はトミー・ジョン手術を受けて再起。カムバック賞
も受賞した、35歳のベテラン。このオフ、同じ手術を受けて
2012年の再起を目指す、フィリーズの47歳のジャミー・
モイヤー投手と共同で家族とともに、救済基金を創設、
さらに、ブレーブスのホーム、アトランタでもキム夫人とともに
「ハドソン基金」を運営して、子供たちの立ち直りを
支援しています。
「僕のささやかな支援が実れば幸い。これからも
頑張る」ハドソンです。
了
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