ナ・リーグのゴールドグラブ賞受賞者は、10日、
発表されました。監督、コーチの投票(閉幕日
に締め切り)で、現場の目で見た選考です。
注目されたのは、3人もが選出されたレッズです。
ブランドン・フィリップス二塁手(今季3失、守備率
・996、ナ1位)スコット・ローレン三塁手(今季
8失、守備率・997、ナ2位)ブランソン・アロヨ
投手(今季ノーエラー、併殺5、捕殺31)。
ローレンは4年ぶり8回目、フィリップスは2年ぶり、
2回目、アロヨは初受賞。
レッズから複数の選手が受賞したのは、
”ビッグ・レッド・マシン”時代の1977年以来
33年ぶりの栄誉です。
ウォルト・ジョケッテイGMは「守りを重視して
チームを構成した。これが、地区優勝の土台
になった」と、成果を強調。ダステイ・ベイカー
監督も「チームの方針は一貫している。守備
は成功へのビッグ・ポイント」と、満足そうでした。
3人とも「守りは勝利へ直結する、ことを証明
できた」と、評価を喜んでいます。
レッズのチーム守備率(・988)はリーグ2位。
パドレスと並ぶ失策72個はリーグ最小。
2009年の年間89個を交更新する、チーム
最小エラー新記録でした。
「毎日、丁寧に練習する。単純なことでも繰り返して
やる、ことで、体も反応する。自然に体が動き、
覚えてくる。これの積み重ね」と、いう
フィリップス。
昔のレッズは、ジョニー・ベンチ捕手、
ジョー・モーガン二塁手、デーブ・コンセプション
遊撃手、セザー・ジェロニモ外野手の4人が
1974年から4年間、連続受賞していました。
2年連続王座に着いたのです。パワーだけ
では勝てない、のを実証する、守備の裏付け
でした。
了
コメント