マイナー・リーグは、ウィンター・ミーテイングで、本年度
の「チーフ・ベンダー賞」受賞者に、ヤンキースのマーク・ニューマン
副会長を選び、表彰します。
選手育成、ドラフト指名の獲得に多年の努力を認められたものです。
1989年にヤンキース入り。この部門での評価は高く、
「プロ選手の発掘に成果を挙げており、昇格への
道筋を付けた」と、マイナー・リーグは称えています。
オールド・ドミニカン大学(ニューヨーク州)で9年間
ヘッドコーチを務め、321勝167敗3分けの好成績
を残して、ヤンキースに招聘されました。
「この育成は絶え間ない努力が大切です。選手を
見る目は大事。それらの金の卵をどう育てて、メジャー
への希望を燃やさせるか、これが簡単ではない。実に大変です。
今はビデオが発達して、理解させる手段は増えたの
ですが、やはり、選手との話し合いは重要なのでは
ないでしょうか」
ニューマンさんは「この仕事はチャレンジだ。終わりは
ない」とも述べています。
こういう情熱こそ、育成担当には欠かせないものでは
ないか、と、感じました。
了
コメント