メッツの不祥事が、また明らかになりました。
1976年から「クラブハウス・マネジャー」だった、
チャーリー・サムエルが、NFLの賭け事に関与して
いた、ことが判明。停職処分になり、ニューヨーク市警
が調査中。事件は拡大の恐れもあります。
クラブハウス・マンとは、ホーム、ビジター・チーム
のクラブハウス管理をしている重要ポストで、ハウス
内部の出入りをチェックし、選手の荷物、所持品など
の管理も任されている、親分のような職員です。
記者のインタビュー入室も、正規のIDカード保持者
でないと、一切通しませんし、入室には、サインさせられる
こともあります。顔パスは全く通用しない場所なのです。
この反面、絶大案権限を持つ、マネジャーの裁量
ひとつで、入室できるので「なんで、あの男が」
と、いぶかる人物も出没することもあるのです。
サムエルがNFLの賭博に関連していた、となると、
部外者の入室もあった、可能性もあります。
秋のNFLシーズンは、野球はそっちのけで
NFL中継を注視しているシーンも、よく
見かけるほど、関心の高い世界で、
賭けがあっても、不思議ではありませんが。
その上「野球賭博にも関与していた」という
驚くべき情報もあり、メッツ・クラブハウスの
風紀の乱れは、相当なものです。
サミュエルは勤続27年の大ベテラン。
メッツは即座に給与支払い停止を決め、MLBも
調査に乗り出しました。
ウィルポン・オーナーが先頭に立って、チームの
粛正に乗り出している矢先、この事件が起きては、
メッツの前途は多難。調査の結果次第では
さらに、大がかりの賭博が明らかになる
かもしれません。
了
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