社会福祉活動に功績があった選手に贈られる
「ブランチ・リッキー賞」は、13日、
ブルージェイズのバーノン・ウェルズ外野手が
受賞しました。
表彰式は、この日、デンバー市のマリオット・ホテルで
デンバー・ロータリー・クラブが主催で行われました。
ウェルズは2000年からブルージェイズ一筋の主力打者。
攻守ともパワー十分のスターです。
テキサスのアーリントン・ボウイ高校卒業で、
トロントでも、テキサスでも、恵まれない子供
たちの支援を長く続けたきた努力を評価
されたものです。
故郷に帰ったとき、衣服もボロボロ、風呂
にも、シャワーも浴びていない子供たち
を多く見かけたことにショックを受け
「こんなに貧しい地区なのか」と、基金創設を
決意、チャリテイ活動も始めました。
シャーリン夫人との共同作業。トロント
でも「ジェイズ基金」に参加。地道な
活動を支援してきました。
この日の表彰で、デンバーの「野球殿堂」入りも
決まりました。
リッキー氏はカラー・ラインを破り、ジャッキー・ロビンソン
を昇格させた人、また、ファーム創設の功労者でも知られ、
同氏を記念して「リッキー賞」が生まれ、毎年、
30球団の中から投票で選出された
選手を表彰しています。
改めてウェルズを見直したい、と、思いました。
了
コメント