13日夜、ピッツバーグ市ダウンタウンのバイアム劇場で
「1960年のパイレーツ対ヤンキース・ワールド・シリーズ
最終戦」の映画が上映されました。
当時のパイレーツ選手、ボブ・フレンド投手、ビル・バードン
外野手、ディック・グロート遊撃手や、ヤンキースの
ボビー・リチャードソン内野手らがゲストで出席。
ロベルト・クレメンテ外野手未亡人、ヴェラさん
も招かれました。
この試合は3勝3敗でタイの第7戦、9回裏、
パイレーツのビル・マゼロスキー二塁手が
サヨナラ本塁打で10ー9と劇的な勝利
を収めた、パイレーツ・ファンには、先祖代々
受け継がれている、歴史的な試合です。
当時、独占中継していた、NBCの秘蔵フィルム
を編集しての上映。まだカラー放ではなく、白黒
写真。それでも、集まった約1000人の
ファンは「オレはあのとき、まだ10歳の子供
だった」と、歓声を挙げて興奮していました。
肝心の主役、マゼロスキーは腎臓結石手術を受けて入院中
のため、欠席したのは残念でしたが、トークショーも
あり、にぎやかな会合だったようです。
毎年、最下位の常連。今季も105敗も
するワースト・シーズンのパイレーツ。
その悪夢を吹き飛ばそう、の狙いもあった
上映でした。ちょうど50周年です。
2011年の新監督には、クリント・ハードル
(元ロッキーズ監督)は15日、発表されます。
心機一転、新たなスタートを願いたいものです。
了
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