驚くばかりのジャイアンツの新人、
マディソン・バムガーナー投手
の好投です。
第4戦、初先発で8回を3安打、無失点。
21歳91日の新人先発は、史上5番目の
ヤング先発。勝利投手になったのは、
20歳356日の左腕、フェルナンド・
バレンズエラ投手(ドジャース)以来
29年ぶりの快挙です。
”怪童”と騒がれたバレンズエラは
メキシコから出現し、センセーションを
巻き起こした左腕ですが、敵地では、
1966年のジム・パーマー(オリオールズ)
以来、44年ぶり、3人目です。
記者会見で「いきなりストレートの四球で歩かせた
のはナーバスになっていたからか?」
と、聞かれたとき「「イヤ、別に。リラックスして
いた。単にボールが4つ続いた、というだけ
です」と、平然と答えて、うならせました。
「ポージーとはマイナーから一緒で
やってきたから、万全の信頼を
置いている。彼は素晴らしい」と、2歳上
の捕手を称え「完投したかったのでは?」
と、聞かれても「「監督の言うままです」。
すごい落ち着きですね。
大きなポイントは「ジャイアンツはドラフト
の成果はすごいチーム」と、いう注目点です。
マット・ケイン投手、トラビス・イシカワ一塁手は
2002年組、ブライアン・ウィルソン投手、
パブロ・サンドバル三塁手、ネイト・シュアホルツ
外野手は2003年組、ジョナサン・サンチェス
投手は2004年、テイム・リンスカム投手
は2006年、この日のバムガーナー投手
は2007年、バスター・ポージー捕手は
2008年。続々と新鋭が巣立つのです。
その育成の成果が存分に出た今シーズン
ではないでしょうか。
了
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