フィリーズのマイナー、3Aアイアン・ピッグ
(インターナショナル・リーグ北地区)は、11月15日、
2011年新監督に、「カブス3Aアイオワ監督を辞任した、
レイン・サンドバーグを迎えた」と、発表しました。
サンドバーグは、PCL北地区で1位になり、「リーグ
監督賞」を受賞しましたが、カブスは、来季の監督に
クアーデイ代行の正式就任を決めたため、
「自分がカブスを立て直す」と、意気込んでいたサンドバーグ
は怒り心頭、辞表を出して、カブスを去りました。
1Aから順調に監督修行を重ね、3Aまで進んで、
あとは、大リーグでやる、と、夢を描いていた
サンドバーグは、失望したのも、良く分かります。
その失意のサンドバーグを、見逃さず、すかさず
迎えたアイアン・ピッグは、今季は、ホームの
リーハイ・バレーで、オールスター・ゲーム開催など、
今後の発展を期待される新興チーム。
実は、サンドバーグは、カブスの生え抜きでは
なく、プロのスタートは、フィリーズのドラフト指名
選手だった、のです。
1981年に昇格し、13試合出場して移籍した
のでした。
だから、強豪・フィリーズの3Aに迎えられたのも、
何かのエン。現チャーリー・マニュエル監督が
やがて引退したら、フィリーズ監督のチャンスが
ある、という予測もできます。
今年51歳。その監督実績からして、いつでも
ゴーサインです。新天地で、サンドバーグがどんな、
指導を見せるか、大いに注目しましょう。
了
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