ワールド・シリーズ1、2戦のテレビ視聴率
(ニールセン調査)が、30日、明らかになりましたが、
やはり心配されたように、東地区の登場しない
今年は、ガクンと落ちました。
第1戦は8・9%、第2戦は8・5%。いずれも
歴代ワースト2位。昨年(ヤンキース対フィリーズ)
の激闘に比べ、試合内容もひどく、ファンは
チャンネルを回さなかったのではないか、
と思います。
レンジャーズのダラス地区は全米5位。
サンフランシスコは6位の上位ランク・マーケットですが、
フットボールシーズンの時期では、野球は
苦戦です。
別に、選手が悪いわけではありません。
今のスポーツ中継多角化時代で、仕方がない
流れでしょう。
バド・セリグ・コミッショナーは、クレメンテ賞
受賞式に出席のあと「早ければ来年から
地区シリーズの拡大を考える」と、
重大発言。3地区の2位を加える
ワイルド・カード・チームの参入で
より面白い祭典にしたい、考えのようです。
「NFL、NBA、NHLはすべて、MLBより
多いプレーオフ方式にしているので、
MLBの拡大は不可能ではない」。
選手会、諮問委員会とも協議して、どんな
ポスト・シーズン方式になるか、楽しみです。
ただし、日程上、地区シリーズ
は今の5回戦制度を変えないようですが。
了
コメント