「こんなにファンが来ないとは、本当に寂しいよ」と、主力選手の嘆きが
ツィッターで流れ、騒動になったレイズは、ホーム最終戦の29日
「無料チケット2万枚を配ります。来てください。満員にしましょう」と、
フロントが決断。最終戦は出血サービス作戦に出ました。
今週は「地区優勝、プレーオフ進出決定」の重大な3連戦シリーズ
でしたが、最下位のオリオールズ相手では、27日は1万2466人、
28日も1万7891人しか集まらず、ガラガラの不入りだったためです。
これでは、選手から「1年間苦労してヤンキースを抜き、
レッドソックスも退けたのに、なんだい!」と、不満が出た
のも仕方がないのです。
「ファンを責めるのはよせ」と、慌てたフロントは「ともかく
満員にして最終戦を飾ろう」と、緊急PR。
レイズは30日から、カンザス・シテイのロード4連戦(ヤンキースは
ボストンで3連戦)。どちらが東地区優勝を飾るのか、最後
まで予断を許さない状況です。
普通は最下位に落ちているロイヤルズなら、レイズ有利、
となるのですが、野球は最後まで分かりません。
今季、レイズは、満員(3万6973人)売り切れになったのは
わずか5試合しかなく、プレーオフ出場チームでは動員はワースト記録。
とても年間動員200万人にも届きません。
地の利が悪いセントピタースバーグ市では、急に
「無料サービスします」と、宣伝しても、効果があるか
どうか。地区優勝か、ワイルドカードか?レイズ・ナイン
の「大入りのスタンドでやりたいよ」の願いは届く
のでしょうか。
了
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