カブスのマイナー、3Aアイオア監督、レイン・サンドバーグ氏(50)が、
9月3日、「パシフィック・コースト・リーグ(3A)監督賞」を受賞しました。
今、空席になっている、ルー・ピネラ監督退任のあとの有力な後任候補に挙がりました。
サンドバーグは、マイナー監督4年目。2007、8年の2年間は1Aピオリア・
チーフス監督。2009年は2Aテネシー・スモーキーズに昇格。
今季はアイオワ・カブスの新監督に就任。現在は1位タイ(あと4試合)ですが、
3A監督、GM16人、メデイア16人の投票で、最多の15票を獲得。1年目で
その指揮ぶりは高く評価を受けました。
2005年、クーパースタウン野球殿堂入りしています。
カブスGM、ジム・ヘンリー氏は「すでに、エリック・ウェッジ(前インデイアンス監督)
はインタビューを済ませた。サンドバーグは後任の1人なのは間違いないが、
まだ、何も決定していない」と、明言を避けていますが、「ピネラのあとには」と、
マイナーから監督業を修行させてきたサンドバーグですし、その昇格は、一番妥当では
ないでしょうか。
サンドバーグは、アイオワから、すでに8人の選手をカブスへ昇格させ、
選手の育成には、立派な実績を残しています。
激情家のピネラとは違う、選手を落ち着かせ、やりいい方向へ導く監督です。
今季は中地区の5位に転落。かっての勢いもない(今はマイナス20の不振)
カブスを生き返らせる手腕はある、と期待は十分です。
カブスがいつ決断するか、注目しています。
了
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