注目の全米アマ・ドラフトは7日開始。初日のハイライトは、第1番指名権
を得ているナショナルズが、だれを指名するか、でしたが、ラスベガス高校卒
のブライス・ハーパー捕手でした。まだ17歳のヤングマン。捕手兼任の外野手
ですが、指名したナショナルズは「彼の打棒を生かすために、外野手
で育てたい」意向です。
本人は全米放映のテレビ中継で、自分がいの一番なのを知り、「メジャーで
プレーするのは、僕は7歳で野球を始めてからの夢。外野手?いや、出る
チャンスがあれば、どこでもかまわないよ」と、インタビューに答えました。
ナショナルズは、昨年の1番指名で大学NO・1右腕、ストラスバーグを指名、
難航を予想された契約交渉も乗り越え、今は、メジャーのデビューを
目前にしている大器を獲得しています。
ナショナルズのマイク・リッジGMは「ラスベガスまで出かけて確かめた逸材。
必ず入団させたい」と、強化担当と、タッグで獲得へ、全力で交渉するそうです。
スタラスバーグは「先へ延ばして、待つよりも早く一日もプロ入りしたい」
本人の意向が勝って入団が決まっただけに、今回も、契約金をめぐる交渉は
そう、簡単ではありませんが、きっと成功させるでしょう。
しばらくはマイナー、1A級で育成。そのパワーバットを伸ばしたい考えです。
2008年は打率・599、11本塁打、2009年は打率・626、14本塁打、
今年も打率・444、29本塁打、と、この年代では抜群の成績。
「バットはもちろんだが、強肩、スピードとも、ほれぼれする青年」と、リッジGMは
うなるほどのスターぶりです。
交渉期限は8月16日ですが、これからが注目です。
了
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