ダイヤモンドバックスは、6月23日、昨年で現役を引退、フロント入りしている
ルイ・ゴンザレス外野手の背番号「20」番をチーム初の欠番、に決め、
8月7日、ホームのチェーズ・フィールド(対パドレス戦)試合前、欠番セレモニー
を行います。
ゴンザレスは大リーグ通算19年間、6球団でプレー。特に、ダイヤモンドバックス
入りした2000年以降は中心スターとして活躍。2001年には、自己ベストの
57本塁打、142打点、打率・325のパワー全開。ヤンキースとの
ワールド・シリーズ第7戦では、9回裏にサヨナラ安打、チーム初の王座
を獲得するヒーローになりました。今もチームの打撃最多記録保持者です。
「ゴンゾー」の愛称で知られ、ファンにも愛された男でした。
デリック・ホール会長兼CEOは「クーパースタウン入りしていなくても、
チームに貢献した選手を表彰すべきだ、という方針に変えた。彼こそ
それにふさわしい第1号の人物である」と、欠番選定の理由を語っています。
今は、会長特別補佐になっているゴンザレスですが、2008年
に辞めたあとも、なかなか引退を表明せず「まだ、現役をやれる」
と、闘志を燃やしていた選手でした。正式に引退宣言したのは、2009年
8月29日。42歳の誕生日目前の夏でした。
セレモニー当日は、先着1万5000人に、ゴンザレスの首振り人形を
プレゼント。各入り口にもゴンザレス人形を並べて、ファンを出迎えます。
ご苦労さま、ゴンゾー。
了
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