クーパースタウン野球殿堂入りの大投手、ボブ・フェラーさんは、91歳
の今もお元気ですが、久々に出現した大器、ステファン・ストラスバーグ投手
(ナショナルズ)のピッチングぶりに、感激のコメントを出しています。
MLBコムのインタビューに応えたもので、「私は高校を卒業した17歳で
インディアンスのマウンドを踏むチャンスを得た。あのときも、
全米へNBCラジオで中継放送され、私が15三振を奪ったデビューは、
あの興奮は、今も忘れられない。1936年8月23日。良く覚えているよ。
ステファンは素晴らしい投手のようだ」
ちょうど、11日から始まるインター・リーグで、ストラスバーグのナショナルズは
クリーブランドで3連戦します。地元の古巣、インディアンスの試合
観戦を欠かさないフェラーさんは「ぜひ、自分の目で見て、アドバイス
できることがあれば、話したい」と、アピールしています。
「私は、今の彼の年齢(21歳)のときは、もう85勝していた。彼は
これから、多くの壁を乗り越えて行かなければならないが、あの
速球を生かすために、どう、変化球、チェンジアップを使うか、
やるべきことはたくさんある。記録を破り、ノーヒットもやれる
存在になるためには」
通算266勝、三振奪取2581。偉大なフェラーさんは、
その日を楽しみにしています。
デビューの日、ワシントンは4万315人の大入り。開幕戦の
4万1290人に次ぐ満員の盛況で、ナショナルズは、前日の7日に、
急遽、立ち見席限定のチケットも売り出してファンの「見たい!」
希望に応えたのです。
不入りに嘆くクリーブランドで、何人集まるか?救世主、スタラスバーグ
を楽しみにしましょう。
了
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