フロリダ州の「ドジャー・タウン」で60年間も親しまれたヴェロ・ビーチは、ドジャース
がアリゾナ州グレンデールへ2008年に去ったあと、2009年から
マイナー・リーグの管理下になっていましたが、このほど
「ヴェロ・ビーチ・スポーツ・ヴィレジ」と、改名しました。
昔は海軍基地だった場所で、フロリダ・キャンプの先駆者、として、ドジャースが
開拓・開発。宿舎からテニスコートや、他のスポーツ施設も
設け、て多くのファンを集めてきた場所です。
マイナー・リーグはこの多目的スポーツ施設を「スポーツ・ヴィレジ」と、呼べるように、
ドジャース、MLBと交渉。新たなロゴを設定、多くのスポーツマンに使用してもらう
ようにPRするのを考えています。
いまは、女子プロ・サッカーのワシントン・フリーダムがトレニング中。
プロ審判学校の育成機関にもなっています。
マイナー・リーグのパット・オコーナー会長は「この立派な施設をより多くの方々
に使用してもらえるように全米へ呼びかけたい。だが、ドジャースの名前を
排除する考えではない。我々は”ヴェロ・ビーチ・スポーツ・ヴィレジ・アット・
ドジャー・タウン”と呼んでいきたい。ここで60年間もキャンプ地の開拓
をしてきたドジャースの伝統と歴史を尊重したいから」とも言っています。
タウンの街路には、ドジャースの伝説のヒーローの名前が掲げられています。
これもそのまま生かして行く方針です。
ロゴ・マークには上にヴェロ・ビーチの名を置き、真ん中にスポーツ・ヴィレジ
を入れて、下段にマイナー・リーグのマークを付けたものです。
新時代へスタートしたヴェロ・ビーチ。いつか懐かしいキャンプ地を
訪問したいものです。
了
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