レイズのキャンプするシャーロッテ・スポーツ・パークは、すでに紹介してありますので
省略しますが、レイズはすごい勢いで勝ちまくっています。
3月28日終了現在、17勝7敗でグレープ・フルーツ・リーグの単独首位。あと6試合
残していますが、2008年のチーム記録、18勝8敗2分けを上回るのは確実です。
「たかがオープン戦」と、昔は言われていましたが、今や、オープン戦の調整成功は
公式戦に結びついています。
レイズは2008年のオープン戦の成果を持ち込み、ワールド・シリーズに進出して
あっと言わせました。今年はその2008年再現のペースです。
特に、アメリカン・リーグ東地区相手に16試合を組んでいますが、何と、11勝2敗の
快進撃。負けたのはヤンキース、オリオールズだけ。レッドソックスには4連勝0敗
なのです。まだ東地区チームには3試合残していますが、このまま行けば、
ヤンキースの王座を脅かす一番手はレイズでしょう。
オフの補強はブレイロック三塁手、ショッパッチ捕手、ソリアノ投手ぐらいですが、
岩村二塁手がパイレーツへ去ったあとは、ゾブリストが埋め、ほとんどアナは
なく、若手の成長目覚ましいものがあります。
3番・ロンゴリア三塁手は「ウチはみんなやれる自信を付けている。毎日が
楽しい」と、話しています。
この日で33本塁打のパワーもリーグNO・1。「本塁打を狙いすぎるな」と、
5年目のマデン監督は戒めていますが、お家芸の機動力は磨きがかかり、
3年連続開幕投手のシールズも準備OK。難点は救援投手陣の不安ですが、
その心配を吹き飛ばす若さがあります。
レイズが再び風雲を巻き起こす予感がします。
了
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