松井外野手はついにエンゼルス入り。ヤンキースは残留させる気はなかったので
暖かく迎えてくれるチームがあったのは、本当に良かった、と思います。
私は、どこからも口が掛からず、越年ではないか、と予想していましたが、
ウィンター・ミーティングのあと、情勢は一変。エンゼルスは一番引き留めたかった
右腕エースのラッキー投手がレッドソックス入りしたので、松井アタックへ方向転換
したのも幸運でした。
ニューヨークは寒く、雨も多いので大変ですが、アナハイムは年間を通じて気候は温暖。
雨はほとんどなく、夏も猛暑にはなりません。安心してプレーに打ち込める環境は
足が完治しない松井には幸運な新天地ではないでしょうか。
11月8日に書いた「アナハイムは鉄道利用が便利」のコラムを、もう一度、
書いておきます。
ロサンゼルス空港に着いたら、すぐに、「ラックス・フライヤー・バス」
でユニオン駅へノン・ストップの直行(片道7㌦)。ここで下車。
ユニオン駅から発車するアムトラック鉄道「パシフィック・サーフライナー号」で、
アナハイム駅へ。(ユニオン駅から3つ目。約50分)片道10㌦です。
この鉄道の便利なことは、エンゼルス・スタジアムの外野センター後方に駅が
あることです。
プラットホームを出れば目の前は野球場。この周辺には、ホテル、イン、モーテルが
多数あり、予約がなくても泊まれます。多分安いはずです。
空港からアナハイム行きの特急バスでも行けますが、球場周辺には寄らず、
あくまで、ディズニー・ランド行きの観光客向けのラインです。ランドまで
行ったしまうと、足がないので、また、タクシーをつかまえなければなりません。
鉄道は道路のラッシュもなく、時間は正確。座れないことはまずありません。
空港からバスと合計17㌦(1530円)で到着します。安くて安全なベスト・ルート、
と、思います。
泊まらないで、日帰りも不可能ではありません。アナハイム発の最終列車
は10時18分。ユニオン駅着11時5分。これは毎日運行。もう1本11時15分
発がありますが、これは特定の日だけです(試合日は多分運行される
でしょう)。しかし、ユニオン駅に着いてから宿を探すことになりますが、
ここは無理をせず、アナハイムの安い宿を最初に確保しておいた方が
ツアーにはベターなのではないか、と思います。
駅舎の待合室にはサーフライナーの折りたたみ時刻表も置いてあるので、
チケットを買ったら、これで、時間を良くチェックしておいてください。
駅は改札口がないので、そのまますぐ乗れますが、必ず車内検札は来るので
無賃乗車は禁物です。
私の推薦するホテルはマリオット・チェーンの「タウン・パレス」。球場の側ですし、
100㌦ぐらいでOKです。設備も満点。マリオットのホームページから検索すれば
分かります。エンゼルスの公式戦日程も発表されていますし、カード
を決めてツアー作戦を練ってみてはいかがでしょうか。
了
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