今日、マイナー・リーグ・ニューズ最新号が届きました。
全ページ、ウィンター・ミーティング特集です。
インディアナポリス市のコンベンション・センターが中心会場になるのは、広大な
ホールでトレード・ショー、ジョブ・フェア(就職活動支援会合)が開催され、多くの
関係者が集まる会場が必要になるからです。
初日にはマイナー・リーグの各種表彰式が行われますが、この司会者には
3Aの放送マンが担当。3Aダラム・ブルズの監督、チャリー・モントヤ(44)が
最高賞の「クールボー賞」を受賞。インターナショナル・リーグ優勝、プレーオフ
も勝った(これで3年連続のポストシーズン)実績を評価されました。
「私の方針は選手時代と同じ、高い目標へ進むだけだ」。
エバン・ロンゴリア三塁手、BJアプトン外野手、カール・クロフォード外野手、
(いずれもレイズ)ジョシュ・ハミルトン外野手(レンジャーズ)らを育てた
優秀な監督です。
受賞式はローカル・ミュージックも参加するにぎやかなイベント。MLB
の表彰式はここでは行わないので、マイナー・リーグの1年1度の晴れやかな
会合になります。
GMのトレード交渉はどこでやっているのか、全く分かりません。各球団とも
担当記者が張り付いてスクープ合戦。日本の記者は「ここはチーム担当記者だけ」
と、拒否され、近づくこともできません。
大きなトレード交渉は、会見場で発表されますが、それを待つしかない裏舞台
です。
最終日のルール5ドラフト(支配下選手40人ワク外の指名)は市内の
ウェスチン・ホテル。マーリンズのダン・ウグラ二塁手や、メッツのエース左腕
ヨハン・サンタナ投手もこのドラフトで芽を出したのですから、今年は、どんな掘り出し物
がいるか、楽しみです。
了
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