ヤンキースはリーグ・シリーズでエンゼルスを4勝2敗で破り、2003年
以来、9年ぶりのワールド・シリーズ出場が決まりました。
25日の夜、ヤンキー・スタジアムの始球式に登場したのは、現役引退後、ヤンキース
から離れていた、バーニー・ウィリアムス外野手でした。
古巣と断絶、とも伝えられたバーニーが、姿を見せると、場内は騒然。バーニー・コール
は騒音に近いものだった、と、MLBは伝えています。
今年41歳のバーニー・ウィリアムスは、ヤンキースのコートにブルー・ジーンズ。
マウンドに立つと、ホセ・モリナ捕手へ、ひらりと投げました。
「もっと、現役を続けたい」と、希望したバーニーには、
ヤンキースの再契約提示は過酷な、低い条件でした。バーニーは「そのくらい
の評価だったのか」と、失望し、消えるようにヤンキースを去りました。
以後は得意の音楽活動に専念。愛用のギターを抱えて、今年リリーズした
アルバム「ムービング・フォアード」の巡回ツアーに歩き回っていました。
ヤンキースは、再び王座に返り咲けるか、バーニーの応援は、ナインには
うれしい姿だったに違いありません。
了
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