テキサス・リーグ(2A)ニューズ・レターが、Eメールで届きました。
2番目のニューズで発見したのは「ベテラン、ダリン・アーステッド、リハビリ開始」
でした。
アーステッド、といえば、エンゼルス時代の2000年、年間240安打してチーム最多
安打記録を作ったヒット・メイカー。メジャー14年間、3回のゴールド・グラブ賞受賞、
オールスター出場2回、2002年のジャイアンツとのワールドシリーズでは、
2番・センターでフル出場。逆転優勝の力になりました。
その攻守走の活躍は見事なものでした。その名手が調整で2Aにいるとは。
しかし、2002年から故障の連続。エンゼルスを去り、今は、アストロズで再起を
賭けていますが、持病の肉離れが完治せず、ついに、テキサス・リーグの
サンアントニオで出場する再起の道なのです。
テキサスの猛暑は有名です。このサンアントニオは、毎日気温100度!
(38度で体温より暑い!)の焼け付くような暑さです。もう35歳のベテランには、
相当堪えるはずですが、「1日も早くアストロズへ戻るための準備だ。足は
時間が経てば良くなる。ここに初めて来て、若者が懸命にプレーしている
姿に打たれた。あの連中にプロの姿を教えたい」と、真面目にプレー
しているのです。
アーステットがデビューした当時、この日先発した投手は、まだ9歳、と
いうので、まさに、親子のような対戦ですが、「毎日、ワークハードしかない。それが
認められれば、若者にも、メジャーへの道は開ける」と、話しました。
彼が戻れるかどうか?前途は不明ですが「もう一度、ワールドシリーズへ
出たい。夢はそれしかない。やれる。オレはやる」決意です。
大ベテランの再起を祈りましょう。
了
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