2009年の各球団公式戦日程は発表されていますが、その分析を兼ねて
球団別に紹介してゆきます。
第1回は昨年ア・リーグ優勝のレイズから。
開幕は4月6日ですが、レッドソックス、オリオールズとの各3連戦(最初のボストンは
6日のあと、7日は休日。8、9日)を終えてからホーム、トロピカーナ・フィールドへ
戻ります。
13日のホーム開幕はヤンキース3連戦、すぐホワイトソックスと4連戦。13、14日
は7時8分のナイター開幕。15日は午後4時8分。ホワイトソックスは7時8分の
ナイター3連戦のあと、日曜日の19日は1時38分。
日曜日のホーム・ゲームは13試合ありますが、すべて午後1時38分プレーボール
のデーゲーム。「家族同伴の日曜日は午後を楽しんで、翌日の仕事に備える」
という球団の方針です。家族同伴でを基本に、ナイターはやらない、のがレイズ
の政策のようです。
全162試合中、ホームは81試合。4月8、5月16、6月15、7月10、
8月14、9、10月18試合。ラストにホームが多いのも有利でしょう。
9、10月(閉幕は10月4日)は31試合中、7割がホームなのは、優勝へ
大きなプラスではないでしょうか。
今季は20連戦が2回組まれています。4月21日から5月10日まで
(ロード14試合)と、5月12日から31日まで(ロード9試合)が最大の
難関です。5月11日に1日しか休みがないので(これもボストンからボルチモア
への移動日に予定)これをどう乗り切るか、注目しています。
東地区とは18試合(ホーム、ロードとも9)。インター・リーグは15試合。
5月にマーリンズと3連戦。6月はロッキーズ、メッツと3連戦(すべてロード)
フィリーズ、マーリンズとホーム3連戦です。
今季は同じ地区同士がぶつかる初期のインター・リーグ方式に戻りました。
4月のロード9連戦(マリナーズ、アスレチックス、ツインズ)が最長ロードです。
本当にメジャーの日程はハードなのだ、と、この日程を見れば分かります。
休日は4月2、5月1、6月3、7月2、8月4、9月3日。
オールスター中は13日から16日まで空きます。(14日にセントルイスで開催)
果たしてレイズがこの日程をどうこなすか、見守りましょう。
(了)
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