新ヤンキー・スタジムには、数多くのレストラン、コンセッションが誕生しますが、
ニューヨーク・タイムス紙は「料理の鉄人、モリモトが登場する」と、紹介しています。
ここに常駐するわけではありませんが、ニューヨークで名を挙げ、”アイアン・シェフ”で
評判になった、和の鉄人、の料理を提供するそうです。
森本正治さんは広島県出身。今年53歳。高校時代は崇徳高校野球部主将で活躍、
1973年県予選準決勝まで進み、惜しくも甲子園の夢は果たせなかったのですが、
もう一つの夢だった、寿司職人を目指して創作料理を手がけ、1985年に渡米。
ニューヨークへ進出。「NOBU」の開店で総料理長になり、1998年には、
評判の料理番組「料理の鉄人」に出演しました。
3代目の和の鉄人になり、アメリカのスター・シェフと決戦に勝ち、”アイアン・シェフ”
の名をとどろかせ、2001年からは、フィラデルフィア市で、
自身の店「MORIMOTO」を開店しました。
今は、六本木にも店を出す有名人です。
高校球児の夢が、今や、聖地・ヤンキー・スタジムに招かれるとは、野球が結ぶ、
運命の不思議さを感じます。
森本さんは、初めて野球場に登場する以上は、ヤンキー・スタジムの
特別料理にふさわしいアイデアを披露するのではないでしょうか。
スィーツ、特別室に集うファンを満足させる、森本さんの料理は何なのか、
楽しみですね。
「エイジアン・ヌードル」の店も出ます。コンセッションでは、クッキングできる店も多く作り、
「他の野球場では真似ができない、手の込んだ食事を提供したい」という
ヤンキースの意欲が感じられます。
サンドイッチ、バーベキュー、ハンバーガー、も工夫を凝らし、寿司店「SOY KICHEN」
も並びます。質、量ともバラエテイ豊かな球場のベスト・フッドに、
と、ニューヨーク・タイムス紙は期待を掛けています。
4月3日、カブスとのオープン戦で始まるヤンキー・スタジアム。一般チケット売り出しは
初日だけで17万枚も売れました。
ヤンキースがニューヨークに戻って来るのはもうすぐです。
了
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