アリゾナ州グレンデール市に誕生した、新スポーツ・コンプレックス、
「キャメルバック・ランチ」。ここで初めてキャンプインする、ドジャース、
ホワイトソックスの両球団は、準備が進み、始動を待つばかりになりました。
先行して現地を調査した、ホワイトソックスのテリー・サバリーズ副会長(スタジアム
運営担当)は「まだ100%完成ではないが、もう、いつでもキャンプインできる
態勢だ。関係者の建設への情熱に感謝する」と、OKサインです。
総工費1億㌦(約900億円)の巨額な建設費は州、自治体が分担し、
フル練習出来るフィールドは13面。ハーフ・フィールドは3面。
すべて自然芝。両チームは別々に、楽に練習できます。
敷地内部には川が流れ、植樹は進み、緑濃いタウンになりました。
「あとはメイン球場(1万3000にん収容)のスコアボードの設置、放送設備
の仕上げだけが残っているが、オープン戦開始(3月1日第1戦)までには楽に間に合う」
そうです。
これまでキャンプしてきた、同じアリゾナ州ツーソン市には、解約の違約金
500万㌦(約4億5000万円)を支払ってまで移動してきたホワイトソックスは
意気込みも違います。
各地でファン集会を開催している「ドジャー・キャラバン」は1月31日に
ロサンゼルスをスタート。最後は設備運送部隊が2月7日にグレンデールへ向かいます。
ドジャースは、ロスのファンに「トラックの見送り歓迎です」と、宣伝しています。
バッテリー集合はドジャースが2月14日、ホワイトソックスは2月15日。
あと1週間です。地区連覇へドジャース。巻き返しを狙うホワイトソックス。
いよいよ迫る球春!楽しみですね。
了
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